講義要項 2014
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法学部法学科88【専門教育科目】開講学年入学年度対象学科科  目  名担 当 者211~法会社法B中村 良~10商法Ⅰ(会社)〔講義目的・講義内容〕 現代資本主義経済体制の主役をなす株式会社につき、その組織及び活動に関する法律関係について理解してもらう。株式会社法が抱える現代的問題点に目を向け、会社法の制度趣旨から問題を自ら考える習性をつけてほしい。〔到達目標〕 会社法に関する基礎知識を身につけ、一定の問題解決力を身につける。〔授業計画〕1.株式会社の設立総論(準備 どんな会社がいいか 規模、組織の選択)2.株式会社の設立各論(定款作成、登記)3.株式会社の設立応用(種類株式の利用)4.株式1(こんな会社「縁を切ってやる」 公開会社)5.株式2(こんな会社「縁を切ってやる」 閉鎖会社)6.株式3(こんな会社「縁を切ってやる」 自己株式)7.組織再編(合併 結婚?)8.組織再編(分割 離婚・独立?)9.敵対的企業買収概要(略奪婚?)10.定款変更11.資金調達(お金が必要→募集株式の発行 社債)12.親子会社(会社に親子があるのか)13.罰則(会社法にも刑事罰がある)14.持分会社15.会社法B総復習〔履修の条件・注意事項〕①かならず会社法A又は会社法1を履修済みであること (履修していない場合は必ず相談してください)。②六法と指定テキストを必ず持参すること。③携帯電話の使用厳禁(電源を切ること)。④私語等による授業妨害には厳しく対処する。⑤受講生に頻繁に質問する。⑥授業で使用する資料を受講生自身で図書館で複写してもらう。⑦不定期に出席確認を行う(理由なく3回以上欠席した場合定期試験の受験資格を失う)〔成績評価基準・方法〕 授業への参加度 50% 定期試験 50%。 (重要)不定期に出席確認を行う(理由なく3回以上欠席した場合は定期試験の受験資格を失う)〔テキスト〕 『会社法の基礎知識』学陽書房〔参考書〕 江頭他編『会社法判例百選』別冊ジュリスト180号 有斐閣開講学年入学年度対象学科科  目  名担 当 者3・411~法手形・小切手法A今井 潔~10商法Ⅱ(手形・小切手)〔講義目的・講義内容〕 手形法及び小切手法を中心として種々の有価証券に関する法の総体について体系的に詳述する。わが国は世界中で手形を最も多用する国であるといわれている。従って手形小切手に関する法知識を習得することは実生活上、大変有益であるといえる。さらに手形法小切手法の理論は、体系的な一貫性整合性を特に重視すると共に、結論の具体的妥当性を常に必要とするから、これを学ぶことによって合理的で均衡のとれた法的考え方を身につけることができると考える。この授業は手形法小切手法のほか、株券、社債券、貨物引換証、倉荷証券など種々の有価証券に関する会社法、商法等の規定も取り扱う。学説、判例はもとより、実務、立法の状況についても解説する。この法分野の基礎にある民法の規定や理論と常に較べながら進める。〔到達目標〕 手形法、小切手法に関する知識を体系的に習得し、これを用いて有価証券に関する問題を法的視点から分析し説明することができるようにする。〔授業計画〕1.授業ガイダンス。有価証券総論1 (有価証券の意義、有価証券類似の証券等)2.有価証券総論2 (有価証券の分類・経済的機能・利用状況、有価証券法の意義・特色等)3.手形・小切手総論 (手形・小切手の意義・経済的機能・利用状況、手形法・小切手法の意義・特色等)4.手形行為の概念等(手形行為の概念・特性・実質的要件等)5.手形の記載事項 (手形要件、有益的・無益的・有害的記載事項等)6.手形署名 (方式、他人名義による署名、名板貸責任、手形行為の解釈)7.手形能力 (手形権利能力、組合・権利能力なき社団の能力、手形行為能力)8.手形理論、法律行為の一般原則の適用 (手形債務の成立と手形の交付、意思表示の瑕疵・欠缺に関する民法規定適用の可否)9.他人による手形行為 (代行・代理方式、利益相反関係、権限濫用)10.無権限者による手形行為 (手形行為と無権・表見代理、手形の偽造)11.手形・小切手の譲渡方法1 (裏書の意義・方式、裏書によらない権利の移転)12.手形・小切手の譲渡方法2 (裏書の効力・不連続と権利行使)13.手形取得者の保護 (善意取得、手形抗弁等)14.特殊の裏書 (特殊の譲渡裏書、その他の裏書、手形の取立委任と訴訟信託)15.手形の支払〔履修の条件・注意事項〕 会社法 (商法Ⅰ)・商法 (総則・商行為) (商法Ⅲ) はもとより民法の講義もぜひ履修してもらいたい。〔成績評価基準・方法〕 成績評価は期末の筆記試験の結果による。筆記試験は論述式とし、講義の対象分野に関する法的知識 (80%)と講義内容をもとにした法的思考力 (20%) を問う。受講態度も考慮

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