講義要項 2014
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経営学部 経営情報学科情報管理学科351【専門教育科目】開講学年入学年度対象学科科 目 名担 当 者3・404~情ソフトウェア演習Ⅲ板谷雄二〔講義目的・講義内容〕 iPhone、Android携帯(スマートフォン)などのモバイル機器が広く利用されるようになってきた。それらの機器用に多くのアプリが提供されているが、必ずしも自分の用途に合ったアプリが見つかるとは限らない。 本講義では、Android携帯用のアプリ開発の基本を習得する。アプリ開発にはいくつかの方法があるが、ここでは標準的な方法であるAndroid SDK(ソフトウェア開発キット)を用いる。 Android SDKを使った開発では、Java言語、XMLなどの知識が必要となるため、授業ではそれらについて補足しながら説明する。しかし、プログラミングに関する基本的な事項(if、for、配列等)は触れないので、プログラミング入門・プログラミング応用・プログラミング演習で学習する内容を十分理解しているものとして講義をすすめる。 なお、本講義では実機が必要となるセンサーやカメラを使ったアプリについては触れないため、実機がなくとも演習できる内容とする。〔到達目標〕・自分でアプリ開発環境を構築できる。・アプリ開発手順を説明できる。・簡単なアプリが作成できる。〔授業計画〕1.ガイダンス、Androidの概要2.Android開発環境の構築3.アプリの開発手順、「Hello, World」アプリの作成4.XML、レイアウトとビュー(LinearLayoutを使ったレイアウト)5.レイアウトとビュー(TableLayoutを使ったレイアウト)6.アクティビティとイベントハンドラ7.ダイアログとメニュー8.画像の表示と処理9.図形描画10.ListViewを使う処理11.アプリ連携とインテント12.データ保存(プリファレンス、ファイル)13.アプリ作成(全体の設計)14.アプリ作成(画面デザイン)15.アプリ作成(イベント処理)〔履修の条件・注意事項〕 プログラミング入門・プログラミング応用・プログラミング演習の授業内容を十分に理解しているものとして、授業を進める。ソフトウェア演習Ⅰの内容を理解していれば、さらによい。実機がなくとも演習できる内容とするため、各自で実機を準備する必要はない。〔成績評価基準・方法〕 自分が欲しいアプリを設計し、作成できるかどうかという観点で成績を評価する。配点については、講義への参加度を50%、授業中に課す課題を合計50%とする。〔テキスト〕 教材をWebで配信する。〔参考書〕 堀切 提著『スマートにプログラミングAndroid入門編第2版』リックテレコム 高橋麻奈著『やさしいAndroidプログラミング』ソフトバンククリエイティブ開講学年入学年度対象学科科 目 名担 当 者3・404~13情ソフトウェア演習Ⅳ岡村英知〔講義目的・講義内容〕 表計算ソフトウェアは今日のビジネスにおいて多用に使われており、マイクロソフト社のExcelはその代表的な存在である。また、日常生活においても家計簿などで使用されており、非常に有用なソフトウェアである。そのExcelではマクロ・VBAを使う事で処理・入力の自動化など、多くの作業が軽減される。 本講義ではExcelにおいてマクロ・VBAの知識を修得することを目的とする。〔到達目標〕 ExcelにおけるVBAに関する知識を学びプログラミング能力を身につける。〔授業計画〕1.ガイダンス・マクロ・VBAの基礎知識2.マクロの基本操作3.VBAの基本操作4.VBAプログラミングの基礎5.VBAプログラミングの条件別処理6.VBAプログラミングとプロシジャ7.ユーザーインターフェース8.練習課題19.シートに関する処理10.ブックに関する処理11.関数の活用12.グラフの作成13.デバッグとエラー処理14.総合課題作成15.まとめ〔履修の条件・注意事項〕 プログラミングをすることが苦手でなくExcelの利用経験があることが望ましい。また、実習が中心であるという特徴のため、講義内容の理解を深めるために定期的に課題を課すので欠席は厳禁である。〔成績評価基準・方法〕 講義への参加度を20%、授業中のレポートを 30%、期末試験を 50%として総合的に評価する。〔テキスト〕 必要に応じて紹介する。〔参考書〕 必要に応じて紹介する。
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