講義要項 2014
153/511
法学部法学科151【専門教育科目】開講学年入学年度対象学科科 目 名担 当 者104~法演習Ⅰ杉島正秋〔講義目的・講義内容〕 私が、大学で法律学を学ぶ上で必要と考えている技術や心構えを説明しながら、実際に、課題に取り組んでみます。とくに「書く」技術を重視して、読みやすく、理解しやすい文章表現の練習をします。実際に手を動かして自分の考えを原稿用紙の上に表現してください。〔到達目標〕①エッセーと小論文の違いを知り、1000字程度の小論文を書くことができる。②図書館、オンラインデータベースなど、大学が学生のために提供しているサービスを知り、講義・演習に活用できる。③自分で課題を設定して必要な資料を探し、批判的に情報を分析・検討する姿勢を身につける。〔授業計画〕1.演習の基本方針の説明、履修登録指導2.400字でエッセーを書いてみる3.エッセーを互いに論評する4.大学が提供している各種データベースの紹介5.図書館の活用と文献の探し方6.オンライン資料の検索と問題点7.問題が与えられたときのテーマ設定8.論証の道筋の作り方9.骨格に肉をつけて文章にする10.論証を補強して説得力をつける方法11.1000字の小論文を書いてみる12.小論文からレジュメを作る13.レジュメに基づいて報告する14.報告に即して議論する15.まとめ〔履修の条件・注意事項〕 出席して課題を処理したかどうかを最重視します。〔成績評価基準・方法〕 授業への参加度 80%、報告 20%。開講学年入学年度対象学科科 目 名担 当 者204~法演習ⅡA杉島正秋〔講義目的・講義内容〕 法律学の文献を読み、自分で文章 (レポート、小論文、答案など)を書く上で基本的な技術を学び、実際に使えるように練習します。 2年の前期は、まず前半部分では、800字程度の短い文章を書くときに踏まえるべき基本的な文章作法と、文章の組み立て方を知り、実地に使ってみます。次に、論説文を題材に、文章の骨格を把握して、それを自分のことばで要約する方法を知り、実際の文献講読に活用する練習をします。論説文の構造になれたら、今度は自分で、与えられたテーマに即して小論文を書くために必要なことを知り、実際に小論文を書いてみます。〔到達目標〕①800字程度のエッセーが書けるようになる。② 論説文の骨格をつかみ要約ができるようになる。③1000字程度の小論文が書けるようになる。〔授業計画〕1.文章の基本的作法2.読みやすさの工夫3.テーマをしぼる4.骨格をつくる5.肉付けをする6.論説文の構造7.テーマを見つける8.骨格を抽出する (論理の流れをつかむ)9.肉をつける (1/3程度に圧縮)10.要約練習11.小論文練習 -テーマ設定12.論理の流れを作る13.「私らしさ」 を反映させる工夫14.小論文作成練習15.まとめの議論〔履修の条件・注意事項〕・文章を読み、書くゼミですので、実際に自分で手を動かして作業をしてください。休むと、せっかく身につきかけた技術を忘れてしまいます。〔成績評価基準・方法〕 授業への参加度 50%、課題への取り組み姿勢 50%。〔テキスト〕 そのつど指示。〔参考書〕 そのつど指示。
元のページ