岐阜県弁護士会との学術交流協定調印式を実施

 

 裁判員制度の実施に伴い、国民の司法参加が必須となった社会情勢下において、岐阜県内唯一の法律学に関する高等教育機関・研究機関である朝日大学法学部・大学院法学研究科と岐阜県内の法律実務家組織である岐阜県弁護士会との教育・研究に関する交流活動を通じて、岐阜県民のリーガルマインドの啓発及び地域活性化を図り、以て岐阜県内における法教育の推進に寄与することを目的とし両者が協力して様々な取組み及び事業を行っていくことで2009年6月2日に学術交流協定の調印式及び記者会見を岐阜県弁護士会館において行った。

 調印式には、岐阜県弁護士会から鷲見和人会長及び武藤玲央奈法教育委員長が、朝日大学からは大友克之学長、杉島正秋法学部長及び大野正博法学部教授が出席し、鷲見会長及び大友学長から抱負や今後の活動方針・内容等について述べられた後、両者が協定書への署名を行った。

 なお、現在、主に次のような取組み・事業を行っていくことで計画・準備を進めている。

1.岐阜県の法教育推進に関する事業

 ()初等・中等教育における法教育の推進(小学校、中学校、高等学校との連携)

  ・ジュニア・ロースクールの共催

  ・法教育に関する教材の共同開発

 ()社会人に対する法教育

  ・市民講座(岐阜県弁護士会)及び公開講座(朝日大学)の共催

  ・公開シンポジウムの開催

 ()大学の授業への実務家講師派遣・弁護士会研修会への研究者講師派遣

 ()高度職業人に対する法教育・研究活動の支援(朝日大学大学院法学研究科)

2.共同研究事業

 ()判例研究会

 ()地域社会への貢献のための共同研究など

☆調印式の模様は、NHK、ぎふチャンの各TVニュースで放映されたほか、岐阜新聞、中日新聞、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞の主要5紙に記事掲載された。

 

学術交流協定書への調印の様子(左から岐阜県弁護士会武藤法教育委員長、同鷲見会長、朝日大学大友学長、同杉島法学部長、同大野教授)

 

調印後、鷲見会長と大友学長が握手を交わし今後の連携を誓った。